<野球肘について>

 単に野球肘といってもパターンはひとつではなく、主に3つのパターンがあります。

 まずは一つ目

 内側型・・・投球動作のアクセレレーション期(振りかぶってボールを投げる瞬間の動作)に肘の内側に強い引っ張りの力が加わります。この繰り返しで肘の内側側副(ないそくそくふく)靭帯の損傷、また上腕骨の肘関節近位部の障害が起きます。このパターンが一番多いようです。

 次に 外側型・・・少年野球の投手に多い障害の一つです。骨が未成熟のときに投球動作を繰り返すことによって、肘関節が強制的に外反され(外に反り返る状態)、橈骨(とうこつ:肘から手首にかけての骨、親指側)の肘側の骨頭が衝撃を受けて血行障害が起こる状態です。ひどい場合は骨の一部が軟骨とともに剥離骨折します。痛み的にはこのパターンがひどく直りにくいようです。

最後に 後方型・・・肘の後方が投球動作によって圧迫されたり、引っ張られたりして起こります。

 じっさい私、くどさん@管理人も野球肘を体験しましたが、最初のパターンの野球肘でした。直るには約1年かかりました。 予防法としては、ストレッチを入念に行い、自分のフォームを崩さず投げることです。これを守れば相当な予防となるはずです。 「直ったら、違和感は残るの??」これは自分のことですが、ほとんど違和感は残りません。免疫がついたということでしょうか。しかし、球数を増やせば痛くなることもあります。 なので完全に直るということはないと思ったほうがいいです。

 最後にみなさんも怪我にはお気をつけ下さい。


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